
ようやく暑さも落ち着き、外を歩くのが気持ちいい季節になりましたね。お散歩していると、ついお腹もすいてきてしまいます。
10月23日配布の「リビングたかまつ」に掲載される『あん小話』でご紹介するのは、「松風庵 かねすえ」さんの『唐芋きん(からいもきん)』です。
お散歩の途中にベンチでちょっと休憩でほおばれば、あら秋の風が心地いい。今の時期にぴったりのお菓子です。

「かねすえ」さんといえば、和三盆糖と希少糖を使用したわらび餅。もちっとぷるぷる食感がやみつきで、全国的にも有名ですよね。羽田空港などにも出店されていますが、その総本山は創業の地である扇町本店です。今回も取材はこちらにお邪魔させていただきました。

「もっちっち〜のもっちっち♪」とキャッチーなおなじみのわらび餅の歌が流れる店内ですが、一歩入るとさすが本店という風格が漂っています。県産品コンクールで知事賞を受賞した「武営さん」や「大禹謨(だいうぼ)」といった名菓も並び、思わず目移りしてしまいます。

そして、こちらがわらび餅と双璧をなす名物の『唐芋きん』です。
鳴門金時を一度焼き芋にしてからペーストにし、白あんとあわせて丁寧に一つずつ焼き上げたきんつば。香ばしい焼き目を割ると、鮮やかなサツマイモの黄色が現れます。なめらかでほっくりとしたお芋の美味しさが詰まった名品です。

場所を変えて、こちらは丸亀町商店街の中にある壱番街店へ。
丸亀町が再開発をした際、新しい名物をと初代が「ただのきんつばではつまらないから、お芋のきんつばを実演販売で売り出そう」と考えられたそう。なんと唐芋きん発祥のお店はこちらなんですね!

鉄板の上にズラリと並んだ姿は圧巻です。一面ずつ衣をつけて一つ一つ焼かれるので、慣れた人でも30分ほどかかるのだとか。箱詰めの商品も行程は同じなので、わらび餅とは違ってお土産屋さんなどには並ばず、直接かねすえさんのお店にいかないと味わうことはできません。
香ばしい匂いがお店から漂って、ふらふら~っと吸い寄せられてしまいます。やっぱり焼きたての味は格別です!焼き上がりの時間とタイミングが合えば一個だけでも購入できるので、その時はお見逃し無く!
丸亀町商店街にはベンチなど一息つける場所がたくさんあるので、外で食べるのもワクワクします。
商店街の一角で道を行く人に親しまれるお店は、人々にとっても思い出の味になりますね。
松風庵 かねすえ(しょうふうあん かねすえ)
所在地:香川県高松市丸亀町1-1-1
電話番号:0120-28-8883
営業時間:午前10時~午後7時
定休日:元日

