【かねすえ福扇堂】求めていたのはこの定番!杵つき餅を味わう豆大福。

3月から始まったリビングたかまつの新コーナー「あん小話」。4月17日配布の第3回では、和菓子はもちろん、昔懐かしいケーキが並ぶ「かねすえ福扇堂(ふくせんどう)」さんに行ってきました。コンビニでも定番の「豆大福」ですが、それだけじゃ満足できない……。そんな私のわがままを満たしてくれる、理想の豆大福に出会えました。それでは、こぼれ話を聞いてください!

お店があるのは、花ノ宮町の塩江街道沿い。市内中心部から少し南に位置し、車や自転車が絶えず行き交う活気ある場所です。創業は約45年前、今の場所に移ってからも20年以上になるそうで、「車で前を通るたびに気になっていた」という方も多いのではないでしょうか。ちなみに、店舗のすぐ隣は別の方の駐車場ですが、少し南側(店舗を正面に見て右側)に一台分の専用駐車スペースがあります。

店内に入ると、奥の作業場から「はぁーい!」と明るい声。店主の奥様が朗らかな笑顔で迎えてくれます。ショーケースには美味しそうなお菓子が並び、目移りしてしまいますが……今回は最初から決めていました。私の本命は、そう「豆大福」です!

実は高松の和菓子屋さんは、黒豆を使ったリッチなタイプが多く、赤エンドウ豆を使った豆大福は意外と少ないように感じます。かねすえ福扇堂さんの豆大福は、塩気の効いた赤エンドウ豆のコリッとした食感が、北海道産小豆の自家製つぶあんの甘みを絶妙に引き立てます。頬張りながら「これこれぇ〜」と思わずニヤリ。
生地は、蒸したもち米をついたお餅に砂糖を加えているため、程よい弾力が楽しめます。餅粉から作る求肥(ぎゅうひ)とはまた違う、力強い食べ応え。農家から取り寄せたお米を店内で杵つきしているという、お餅自慢のお店だからこそ出せる味わいです。

これらのお菓子は、すべて店主の包末(かねすえ)さんがお一人で作られています。「ケーキもたくさんあってすごいですね」という問いかけに、「凝ったケーキは作ってないから(笑)」と謙遜する店主さん。ですが、このシンプルな昔ながらの味を求めているファンは多いはず。実際、取材中もイチゴのショートケーキが次々と売れていきました。

私は「フルーツラムトルテ」を自分へのお土産に。このレトロなビジュアル、たまりません! パウンドケーキよりもしっとり柔らかな生地に、ラム酒漬けのドライフルーツが香る、ちょっぴり大人の味でした。

「和洋菓子」という響きの、なんて魅力的なこと。 和菓子派の方も、洋菓子派の方も、ぜひ足を運んでみてください。


かねすえ福扇堂(ふくせんどう)
所在地:香川県高松市花ノ宮町2-11-27
電話番号:087-865-5557
営業時間:午前9時~午後9時
定休日:第2・4日曜の午後
※ほか不定休あり