
リビングたかまつの新コーナー「あん小話」、もうチェックしていただけましたか?
今回は3月27日配布の第2回でご紹介した「祝い餅つくし」さんのこぼれ話をお届けします。
ここのお餅は、九州のブランド米「ヒヨクモチ」を使った本格派。密度が高くて弾力がすごいんです!煮崩れしにくいので、高松の冬の定番「あん餅雑煮」には欠かせないお店として親しまれています。

お店があるのは高松中央商店街の南部にある田町商店街。マルナカ田町店のすぐ正面にあります。このあたりは、すれ違う人たちが挨拶を交わすような、どこかホッとする空気が流れているんですよね。

そんな穏やかなお店も、年末は大忙し! 一年の始まりを担う「最高のお餅」を求める私たちと、それに応える職人さんの熱気で、店内は最高潮に盛り上がります。そして、その慌ただしさが落ち着き、寒さが緩む頃……。 お待ちかねの「桜餅」と「うぐいす餅」が姿を現します。その日の朝に作られたばかりのお菓子は、お餅に負けず劣らずの絶品!

淡いピンクと萌黄色(もえぎいろ)が並ぶ姿は、春らしくて可愛さ倍増ですよね!
桜の葉の清々しい香りが広がる「桜餅」は、道明寺の粒がしっかり立っていて、瑞々しいのに粘り強い粒感がたまりません。 中の粒あんは、塩気に負けない力強い甘みがり、期待を裏切らない昔ながらの味わいです。
そして、お餅屋さんならではの底力を感じるのが「うぐいす餅」 こちらは、とにかく「求肥(ぎゅうひ)」のコシが違います! ふわっと柔らかいのに、噛むと押し返してくるような弾力は、お餅を熟知した職人さんだからこそ出せる技。可愛いだけじゃ収まらないその実力に、多くの常連さんが虜になるのも納得です。

お店を切り盛りするのは、御年93歳の現役職人・山田さんと、お孫さんの片山さん。
93歳の職人さんが作るお菓子なんて、それだけで御利益がありそう!食べると春の香りと共に、エネルギーが満ちてくる気がします。

ちなみに余談ですが……お孫さんの片山さん、実はボディビルダーでもあるんです! 店内には大会のメダルも飾られているんですよ。意外に思える組み合わせですが、実はお餅は筋トレ前後のエネルギー源として最適なんだとか。「小豆もビタミンB群が豊富なんですよ」と取材時に教えていただきました。お二人の元気の秘訣は、ここにあるのかもしれませんね。

「片山さんの写真をパッケージにしたら大ヒットしそう……!」なんて妄想してしまいますが(笑)、今はおじいさまから受け継いだ味を大切に、常連さんを温かく迎えていらっしゃいます。
初めて行く方は、店先の呼び鈴を鳴らしてみてください。 奥の作業場からお二人のどちらかが顔を出してくれますので、ゆったりとした気持ちで待ってみてくださいね。
祝い餅 つくし
所在地:香川県高松市田町9-20
電話番号:087-831-7521
営業時間:午前9時~午6時(売り切れ次第終了)
定休日:水曜
※7月、8月は予約のみの販売になります。
